まりもっこり日和

本・漫画・映画のレビューと日々のつれづれ。

寄り道思考のすゝめ。

  「いい企画やアイデアをひらめきたいなら、まず本屋に行こう」
ーーP.3 「はじめに」L.9より引用 

なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか(祥伝社新書321)

なぜ本屋に行くとアイデアが生まれるのか(祥伝社新書321)

 

 

下北沢にあるビールが飲める書店・B&Bを手がけた嶋浩一郎氏が、企画力や発想力につなげる本屋の歩き方や本の読み方を書いた本。


本屋と企画力をつなぐもの。

キーワードは、「寄り道思考」

 

情報収集には、大きく二種類ある、と嶋浩一郎氏は言う。

1つは、目的を持って集める情報(P.119 L.12)。グーグル検索や、Amazonでの本の購入は、こちらにあたる。

もう1つは、特に何の役に立つかはわからないけれども知っておくべき情報(P.119 L.12-13)。

 

寄り道思考で見えるもの

本屋は、まさに後者、無駄な情報との出会いの場だ。

何気なく手に取った本を見て、「あ、私これが欲しかったんだ」と今まで知らなかった自分の欲望に気づく。

平積みにされた本を見て、世の中の欲望を知る。

書棚を眺めて「何でこの2冊が隣り合って並べられてるんだ?」と想像を膨らませるところから、「オトナグリコ」のような意外な掛け合わせをひらめく。

本屋に散らばった欲望想定外。この2つの掛け合わせで、新しいアイディアや企画は生まれると嶋浩一郎氏はいう。

 

パソコンの前でにらめっこを続けて早幾星霜、何も思いつかないまま〆切が迫る…

そんな方は、会社帰り、ふらっと本屋に行ってみてはいかがでしょうか。

トリビアだらけの寄り道思考が、新しい発想の源なのかもしれません。